分割キーボードCorne Cherryを作った
こんにちは。
ついに11月も半ばに突入し、なんとなくまたあの慌ただしい季節かなと思うと、待ち遠しいのともう嫌よっていう複雑な気持ちがあります。
最近は自宅でずっと仕事していましたが、案件の都合上対面の方が効率いいよねっていうフェーズでもあり、ちょこちょこ出社するようになりました。実際、インフラエンジニアとしてはホワイトボードを大々的に使って議論できるというのはとてもやりやすく、そこはちゃんと効率上がったことを感じてます。ただ、連続して出社する耐性はなくなったことも同時に感じたところです。
さて、私のデスク環境の話が今回の内容です。自宅では普段Ergodoxという分割キーボードを使っていて、比較的身体の大きい私にとっては重宝しているところです。ただ、出社したときにも使おうと思って持ち運んでみたところ、重いしデカいしで現実的ではないなと思いました。このままでは自分の肩まで分割してしまう(?)。荷物を軽量化したい、ということで自作キーボードの世界に足を踏み入れました。
何を作ったか
今回私が選んだのは、Corne Cherryというキーボードです。買うにあたっていくつか基準を設けていて、
- 分割であること
- キーボードがErgodoxに近いこと
- 小型であること
といった選定基準でした。Ergodoxからちょっと死にやすいキーをなくしたErgodashやIrisなども候補にありましたが、あくまで今回は小型であることを最優先しました。
## 遊舎工房にいく
自作キーボードのメッカである秋葉原の遊舎工房に行きました。その場でもそこそこ悩んだのですが、そこは思いがブレないように、Corne Cherryを買いました。ただ、それ以上に悩んだのがキースイッチとキャップです。スイッチは静音軸が良かったので、その範囲で選びましたが、とはいえ種類が多い。憎いぞ。
結局、大きく冒険はしないで、今使っているErgodoxについているGateronのクリア軸、静音版を買いました。
作る
ここは色んな人が作っているので割愛します。ダイオードの向きに気をつけたり、汚くならないように気をつけながらハンダもがんばりました。個人的には大学でNゲージの電車のジオラマとか実は作っていたので、その時の勘が生きました。こちらが完成したキーボードです。
使ってみての感想
買うにあたっていくつか考慮して選んだわけですが、レイヤ以外ではすんなり利用できております。
レイヤについて
レイヤについては割と悩みました。Corne Cherryは3列なので、数字を打つときは必然的にレイヤを切り替えないといけません。Ergodoxでもレイヤ分けすることは出来ましたがそこそこキー数が多いおかげで利用することはなかったですが、今回は必須です。その他、矢印キーもどう配置するか悩みましたが、個人的にはVimのキーバインドにしました。以下が私がビルドしたキーマップになります。複数レイヤを扱う自信はなかったので、2レイヤで組みました。
本当に自分が使いやすい状態を求めたので、きっと他の人には使えなさそうだなと思っています笑。
(ちなみに、しばらく=+のキーをビルドし忘れて、ノートPCのキーを借りていました。)
小さい
これはカバンに入れても、デスクをみても実感しているところです、明らかにキーボードに占める割合が減ったのです。参考に、Corne CherryとErgodoxの右手を比較しましたが、この差は大きい。
まとめ
短いながら、キーボード作ってちょっと利用してみた感想でした。キー数の少なさは割と心配でしたが、意外となれるんだなというのが実際のところでした。家に環境がないとハンダとか買わないといけないですが、それでも久しぶりの工作は楽しかったので、興味ある人はまず1つ作ってみましょう。
ちなみに、この記事を書いているキーボードはMacbookのキーボードでした。